(爆笑)

今年が2019年だということを未だに信じられない。

1月から半年以上ずっと引きこもっていた。食事も1日一食衣服も2日に一度違う軽装に変える、週に一度外へ食材を買いに行くのが唯一まだ生きていると感じられることだった。

生きるのが辛くなった上に死ぬのも怖い。ただ些細なきっかけを待つだけの生活。

もしかしたら管理人はもう出て行った者だと思っているのかもしれないと昼間は息を潜めて過ごす。「契約が切れているから出て行ってください」明日にはこう訪ねて来てくれるだろう、そう思っている間に7ヶ月。こんな生活の結末になにが待っているのだろうと思っていた。しかし結果はひどく一般的に、普通に日本へ帰されただけだった。まるでこうなることを分かっていたかのように親もみんな優しく受け入れてくれた。そうじゃないんだよとそうしてほしくなかったのだけれども。

もし、万が一死ぬことなく日本へ帰ってこられたなら細々とした俳優にでもなってやろうかなんて思っていた。浅い。浅すぎる。

スコットランドへ戻るか戻らまいか、この決断をそろそろ決めないとならない。日本の生活はやはり楽しいし安心する。次の1月に向こうへ戻らなくとも1,2年は頑張って楽しくやっていけるのだろう。だが10年後20年後はどうだろうか、やっぱりスコットランドへたった3年間頑張ったほうがいいのだろうか。