僕とがいじん

横浜の国際パーティーへ行った。英語を忘れないように、なんて退散してきてからひと月しか経っていないのだが出会いを求めて行ったのが正直な理由。

案の定同年代は1人もいない、かえってラッキー!だったのかもしれない。気取ってクールに決めちゃうからね。伊達に2年もスコットランドにいただけある、参加してた日本人の中では一番話せていたそう。

初対面の人と話すときは大体何してる人なの?と聞かれる。少なくとも8人には聞かれた。 これこれこうで、今は高卒無職なんですと答えると哀れんでくれる。日本に帰ってきてこんなことしてくる人はいないから新鮮だ。もう一生会わないんだろうなと思うと阿保みたいにペラペラ愚痴れる。どう話したって上辺に心配してくれるから、わしゃこんなに頑張ったけどダメだったんじゃと苦労自慢をひけらかす。

唯一本気で聞いてくれた、というより馬鹿にしてくれたシアトルからきたアメリカ人は日本に来てまだ3週間だそうだ。 どこかへ行くたびにその土地でタトゥーをいれるらしい彼は今度大阪へ行きたいと言っていた。歯の色を見たのか、それとも息で感じたのか、煙草吸っているでしょうと言われて2人で喫煙所にも行った。

趣味が合わない人とどう話せばいいのか分からない。自分の好きな話をしても話は広がらないし、その逆も然り。こういった時に盛り上がるのは大体性の話。インドに行きたいんじゃ!と言ったらタイを勧めてきた、5000円で一晩中遊べる風俗街があるらしい。東南アジア人が気に入らないならドイツはどうだい?とミュンヘンの近くにある風俗街も見たくもないハメ撮り付きで紹介してくれた。アジア人は日本人くらいしか来てないらしい。さすが世界に誇れる日本人魂。。。

このイベントの終盤あたりからはあまり覚えていない。朝というより早朝5時くらいに目が覚めるとホテルにいた。飲み屋かダーツバーにでも1人で行って駒田直伝の「もう一生逢わないからはっちゃけろ」精神で俗に言うワンナイトラブというものでもしたのだろう。

大阪ねぇ...暇に困らない街だから、うん、きっと好きなんじゃないかな。ソースon the ソースの食べ物ばかりだし、そない濃い味じゃ2度漬けなんかするかボケッ!ってやつですよ。行きたいなぁ、大阪。