2022-01-01から1年間の記事一覧

15時までの退屈な時間を耐え抜き、新宿駅から中央線に乗った。 今からPrimal Screamを観に行く。 遠足前の小学生のように、昨夜は眠れなかった。オールナイトイベントだから、睡眠は取らないといけないのに、興奮して眠れなかった。 私は今から憧れの人に会…

ひた走る

そさくさと自分に逃げこみまする 絡まった紐をほどきながら さとかれないように 自分を巻き込めようとする 髪を手でほぐしながら 谷への道は続く 巻き込みを巻き込みながら 等間隔に続く街灯は心を安定に保たせながら何不自由なく進んでゆく。 忘れたものを…

3月の雪

雪はゆっくりと下ってゆく。 速度を変えず我を案じたままに。 変化を臆する事もせず、我が物とし、表現をするように。 私には最も響く物事なのだよ。 夢矢、何が起きたのだと分かりはしないが、そんな事柄をモノともせず自分へと昇華するそんな生き様は各雄…

私的早朝常行動

日常とは 日常とは段々と些細な物が積み重なってゆくミルフィーユな物であった。 どうでも良いような電車の広告も既に間に合っている電車に向け只の早足に足を合わせるような会社員も、通勤ルートが同じの女性でさえも。 さて、と心を入れ替えたというより1…

体調を崩し丸三日間寝込んでいた、そんな月の始まりであった。 身体の怠さは抜けてはいないが今日こそはと家を出てみる。 電車に乗り暫くすると、体が暑くなるのを感じた。 春の視線が厳しい。世間はもう春服で平日だというのに気持ちが良さそうな顔つきで満…

Born Slippyについて 改めて聴くと素晴らしい曲であります。 序盤に流れるあのメロディは謂わば独りになってしまった喪失感を表現し、中盤から始まる喧しい賑やかなビートは独り立ちをして新しい生活が始まるのを告げているかのようです。 劇中の表現に影響…

知らない内に2022年になりました。幼い頃に想像していた未来という年に現在生きているのですから、私は近未来的な崇高な存在となったのです。 今年こそ、やってみようと思います。この憂鬱な日記も前述した通り理想の人物像に近づこうとやってきた訳でありま…