いつも何度でも

ジブリを観たい欲が来ていて、じゃあ何を観ようと思った時にやっぱり名作の千と千尋の神隠しをと。映画は手元にないのでじっくり主題歌を聴くことにした。

主題歌の「いつも何度でも」、これの歌詞がとっても好き。僕が好きな2人(小山田壮平と下津光史)が書く歌詞みたいなのだ。まあ彼ら2人より前からある曲だけど。この曲の1番は壮平くんが作詞したと言っても違和感がない、そして2番は下津でも同じく。

 

 

呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心躍る 夢を見たい

かなしみは 数えきれないけれど
その向こうできっと あなたに会える

繰り返すあやまちの そのたび ひとは
ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど
この両手は 光を抱ける

さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる

生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ

 

呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも何度でも 夢を描こう

かなしみの数を 言い尽くすより
同じくちびるで そっとうたおう

閉じていく思い出の そのなかにいつも
忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも
新しい景色が 映される

はじまりの朝の 静かな窓
ゼロになるからだ 充たされてゆけ

海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから